朝起きて鏡を見たらものすごいアフロになっていて、え、何これイタズラ?と思いながらアフロをなでていたら目が覚めた。夢判断するまでもなく『宇宙兄弟』のせいだ。そして去年から髪を伸ばし放題にしている自分のせいだ。
諸案件の対応協議を半日。予定より早く担当分の漢字ができたので、流れにのってそのまま次の漢字群に移る。心身の好不調や制作のペースが書体の安定度に現れるため、適度な緊張感と集中力を維持して波の揺れ幅を抑える。タイプデザインにかぎっていえば、ハイテンションとハッタリは不要。
きょうのたこ焼きはサクとろ加減が絶妙で過去最高の出来。試しにつくったネギ塩ダレの味はいまひとつだったけど。午後からリブロ池袋の古本まつりへ。書体関連の資料を数点購入。
漢字をつくる手を休め、見積もり金額について協議する。砂をかんだ過去の経験をもとに、後顧(こうこ)の憂いなきよう、適切な条件と数字を見つけ出す。昼はガパオごはん、夜は明太子クリームのオムレツ。
デジタルディスプレイに明朝体って意外にかっこいいじゃんとか、明朝体じゃないとここは引き締まらないよね、という会話が増えることを願ってTP明朝を開発した。だからITmediaさんに取材してもらったTP明朝の記事に『アルドノア・ゼロ』がトリガーとなって、幅広い層から反響があったのは本当にうれしい。
ゴシック体はデジタル時代の寵児のような存在だが、ゴシック体一辺倒では味気ない。なんといっても明朝体は、ゴシック体の最高の相棒であり、頼りになる日本語書体の大黒柱なのだ。ていねいに磨けばまだまだ輝きを放つだろうし、姿を変えて別の書体に生まれ変わる可能性だってある。実を言えばそれは、書体の歴史に起こり続けてきたことでもある。
海外のニュースサイトを回遊し、情報収集を目的とした英語の学習。記事の主題が現在ただ今の関心事に重なっているとあきらかに集中度が増す。プリントアウトして線を引きながら読めばさらに効果的。ひと息入れてレモンティーを用意し『宇宙兄弟』を読む。
昼に蕎麦を食べてから漢字制作。比較的簡単な文字が多いエリアなので作業がはかどる。つるつるいけてしまうため、むしろとばしすぎないことを意識して、文字ごとの「らしさ」を吟味する。
池袋サンシャインで開催している「PAGE 2015」の展示会を見学。今年の目玉はなんといっても米モノタイプ社の出展だろう。展示ブースと印刷物のクオリティはピカイチで、若い人が大勢集まっていた。6時にオフィスに戻り、9時すぎまで打ち合わせ。昼しっかり食べておいて良かった。
朝の小雨が雪に変わり、霙を経てまた雨に戻る。甘納豆をちびちび食べながら抹茶をすすり、サイトに載せる文章に目を通す。午後から販売に関するミーティング。今後の展開を想定したうえで議論を進める。ひとまずいい感じのところに次のマイルストーンを置けそうだ。
使用頻度の高い漢字群をつくる。画数の少ない漢字は大きくなりがちなので要注意。某大学からTP明朝の注文があり、CD-ROMを発送。どんなところでどんなふうに使ってもらえるのか楽しみだ。