きのうつくったお好み焼きを昼に食べる。適切な調味料がなかったので冷や麦用の濃縮だしを使ったらこれが当たり。むかしどこかで聞いた「粗食のときには粗茶ではなく贅沢なお茶を飲みなさい」という伝を守り、贅沢めの珈琲を飲んだらすっかり満ち足りた。

三日がかりでMacBook Proのバックアップ終了、と思ったらデスクトップにある大量の新規ファイルをコピーし忘れていたので、こちらもすべて外付けHDに入れる。トラックパッドの不調で修理に出すか迷うところ。AirのRetinaモデルはまだかな。

陽光に誘われて服を買いに出かける。冬のあいだほとんど籠りきり着たきり状態だったので、気分を変えるため春物を買ってみようと思い立った。さんざん迷ったあげく選んだ服の色は紺ないし黒。冬物の生地が薄くなっただけで、気分も印象もあまり変わらなさそう。

半日漢字制作、半日打ち合わせ。うれしい話とくやしい話がひとつずつ。舞いあがって沈む。週末に気分を立てなおして、週明けにはまた盛りかえしたい。ひさしぶりに勢いを取りもどしつつあるのに沈んでなんかいられない。

午後からみっちり打ち合わせ。複数の議題について意見を交わす。軸をブラさず方向性を定めたので迷いは少ない。やるべきことを手際よく順番にやっていけば、自ずと道は開けるはずだが、この当たりまえをやり続ける難しさは何年やっても変わらない。

行きつけの定食屋で「きょうはお出かけですか」と声をかけられた。いつもラフな格好をしているので、ほんの少し身なりがちゃんとしているだけで見破られる。きょうは煮込みハンバーグのチーズのせに惹かれつつ、えいやで選んだ梅おろしトンカツがいつも通り美味しかった。毎日異なる5種類の日替わり定食は本当にありがたい。腹と心が満たされてお出かけ先の高円寺へ。

眼科で検診を受けてドライアイによく効く点眼薬を処方してもらう。書体デザイナーの強い味方。背脂がたっぷり入った味噌ラーメンを食べて仕事場に戻る。漢字制作。

組版サンプルを作成し、改善したフォントのベータ版を確認する。修正した部分はおおむね良好な結果につながっているようだ。書体のアイデンティティを保ったまま修正を加えるという玄人好みの仕事は、過去に何度かロゴタイプで同じような経験をしているが、フォントの分野でたしかな手ごたえを得たのは収穫である。

簡単なはずなのに毎度てこずる確定申告書の作成ページ。予想通りすったもんだしながら作り終える。デザインの概念が存在しない分野にこそデザインによる飛躍的な効果が見込めるものだが、これについては制度と手順の設計を見直さないかぎりほとんど意味をなさないだろう。

二夜連続で『宇宙兄弟』がネタになっていると思われる夢をみたので散髪に行くことにした。ライトアフロなムッちゃんからいっきにヒビトくらいまで刈り込んだ。宇宙兄弟を知っている人には分かると思うが、父と母をまえにアフロ頭の私が不合格を告げる夢である。あれから二十五年が経とうとしているのに、まだあの悪夢から逃れられないとは。迷惑をかけた人たちに顔向けできるよう頑張らねばという当時の思いが、心のどこかに残っているのかもしれない。

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