久しぶりにバスに乗って吉祥寺へ。北口にある古書「百年」は開店してちょうど10年、南口の古本センターはもう30年になるという。どちらも魅力的な棚をつくっていて見飽きない。本棚こそ、読書の遍歴と編集された今が映し出された一冊の書物である。
きょうは有給などでスタッフ5人がお休み。午前中は仮名の詰めシートに赤入れ、午後から買い物と会合に出かけ、夕方は池袋にて会食。今田欣一さんから復刻書体についていろいろ話を伺う。北京にある国家図書館と同じ敷地内に典籍博物館ができたそうで、いずれ行ってみたいところである。
昨晩は丸の内でアドビ時代の先輩同僚と会食。みなさんお元気そうでなによりだった。深酒にかこつけ深更の読書延々。
新製品のベータテスト的な相談を関係各所に送る。この製品は、これまでとは異なるルートを使い、これまでとは異なるメッセージを発信することになるはずだ。新たな開発と新たな開拓は、本質的な部分でつながっているものである。
日中の明るいうちに仮名総あたりのカーニングシートに赤入れをおこなう。今月は昼食もそこそこに、オフィスにひきこもってフォントの品質向上作業に集中。良い緊張感を維持したい。夕方から某プロジェクトの文字セットについて検討する。
午前中は仮名の単語シートにカーニング結果の赤入れ。午後から漢字と仮名のブラッシュアップ作業に入り、ふたたび仮名のカーニングチェック。こんどはすべての仮名の組合わせを任意の文字列にしてもらったシートに赤入れをおこなう。時間がかかるわりに全体の品質に対する貢献度は低そう。
日本文化のある側面に近づくと、心の底に沈殿していた願望が撹拌されて自覚するという経験を過去なんどかしていて、今またその時期が到来していることにさいきん気がつきはじめた。深入りしないよう注意しながら、今回はもうすこし奥のほうをのぞきこんでみようと思う。
『文字の力・書のチカラ III 書の流儀』展を観るため午前中に出光美術館へ。展示内容にメリハリがあって規模感も手ごろ、第一級の書を贅沢に鑑賞できる。午後は印刷博物館『世界のブックデザイン2014-15』へ。この展覧会も定着してきたようで、若いデザイナーをはじめ、家族連れやカップルの姿も見られた。使用フォントのクレジットはたいへん参考になる。
着実に漢字仮名の品質向上をはかる。見積もり案件がふたつ。決まればうれしい。3時に軽食を買いに出て、ぱくつきながら文字チェック。次の開発準備で、iMac3台とGlyphsを購入。
ぜんぜん酔ってないと思っていたのにどこかで手ぶくろを片方なくしてしまい、酒に弱くなったせいかなあとすこし凹む。きのうは節分。一年でもっとも寒い日だという。きょうは立春。たしかに季節の分かれめを感じる一晩ではあった。