大量にプリントアウトした印字サンプルに赤を入れ、終日デザイン修正。ことし初の鳥よしは揚げ鶏のタルタルソース。日替わり定食の選択肢が三つに減ったのはすこし寂しいが、厨房の格闘ぶりを考えれば致し方ない。
「ひ」と「ゆ」のデザインを変更した。抑揚のつけかたを変えたことで、気になっていた「落ち着かなさ」を解消できたように思う。良い見本の少ない書体カテゴリーで、見ための違和感を抑えるには、触覚的な視感覚をたよりに試行錯誤を繰り返すしかない。
家人の起床が早いと思ったら今日がタイププロジェクトの仕事始めだった。すっかり明日からと思い込んでいたので、いちにち読書にふけるあてがはずれてしまった。さっと朝食をすませ出勤。漢字のブラッシュアップを終日。
ジャズとラグビー、屋根と紋様、俳句とグラフィックデザイン。異なる領域をつなぐ概念について思いを巡らす。まぐろの山かけ丼と毛ガニ少々。
朝食は昔ながらの青菜のみの雑煮とおせちを少々。小倉あんが上にのっているチーズケーキを食べて名古屋を発つ。こんなにあたたかでおだやかな正月はめずらしい。
名古屋で新年を迎え、実家近所の荒子観音に初詣。よい感じのにぎわい。なにはともあれ一年つつがなきよう。
目とじれば円空観音除夜の鐘 茶門
大みそか。今日から二泊三日で名古屋に帰省する。年末に帰るのは何十年ぶりだろう。すき焼きをあらかた食べたあと蕎麦を投入する鈴木家のスタイルが楽しみのような怖いような。
デザイン・文化関連の本とビジネス書を取っ替え引っ替え読み進める。つまるところ私の読書は、文化と技術と社会をデザインでいかに結びつけるかという関心に向かっているようだ。
『伊東豊雄 自然の力』と『アルファベット そしてアルゴリズム』を読む。主題はどんぴしゃなのだが、訳文がこなれていないせいか後者は思ったより手ごわかった。抽象が効いて想像力を働かすには好都合ではある。非凡な建築家の仕事は概念を設計するところから始まる。
会社の大そうじで痛めた腰が治ってきたので、自宅のそうじに取りかかる。処分する本を50冊ほど抜き出して、本棚、机、床のほこりをふきとる。去年大掛かりな蔵書整理を行なったおかげで今年は楽ちん。部屋の空気がすがすがしい。