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試作欧文の方向性検討

片仮名を早めにフォント化して、気になるところをどしどし直していく。試作欧文の方向性検討、漢字のデザイン確認とフィードバックなど。夕方別プロジェクトの欧文ファイルを送ってもらい、試作仮名と合わせて組んでみる。

片仮名が意外にくせもの

平仮名よりは楽だろうと高を括っていた片仮名が意外にくせもの。通常とは異なる骨格を選んだせいで、フォルムが簡単にはまとまらない。18時から欧文デザイナーとZoomで打ち合わせ。

考えられるパターンをあらかた試し

転折部の形状はいつも悩むが、それだけにまた工夫しがいのあるところ。考えられるパターンをあらかた試し、理屈と感覚を行き来しながら落としどころを探る。昼に欧文デザイナーと意見交換をおこなう。

20代の一時期に入れ込んでいた作家

この書き手のことばが試作中の書体に合う理由が気になり、著作や関連本を読み進める。その中で書体のコンセプトに近い主要な単語が浮上した。20代の一時期に入れ込んでいた作家なので少し不思議な気分。

試作書体に合いそうな書き手に目ぼしををつけて

6時に目が覚め、うとうとしながらメモを書く。朝食はフルーツとウインナーパン。試作書体に合いそうな書き手に目ぼしををつけて、書棚から抜き出した本から組み見本に適したフレーズを探す。実際に組んでみたら意外なものがぴったりときた。

在宅勤務にともない情報伝達の強化

在宅勤務にともない情報伝達の強化を呼びかけたところ、さっそく各位からメールとSlackが押し寄せる。午前中に平仮名を磨き、最新ファイルをサーバーに上げておく。きょう出勤していたデザイナーとエンジニアに組み見本を見せて感想を聞いてみる。

明日から基本在宅勤務

各プロジェクトのリスケジュールにともない、次の作業について関係各位に連絡。欧文デザイナーとZoomで打ち合わせ。全社宛のメールで、明日から基本在宅勤務にするよう伝える。

使いたくなる書体が、使いやすい書体であること

いま試作している書体の課題は、美質を磨くとともに高い実用性をそなえること。これはいつも心がけていることだが、とくに今回は、審美性にかたむきがちな書体だけに、実用面がおろそかにならないよう注意したい。使いたくなる書体が、使いやすい書体であること。

試作欧文と整合性の高い規則が

試作欧文と整合性の高い規則が、試作中の平仮名にも潜んでいた。合理的な説明がつくため書体全体への適用が可能。試作仮名のファミリー展開、漢字熟語シートの品質チェックなど。