新たなプロジェクトの打診があり対応方法について検討する。社内各プロジェクトの進捗報告に目を通してフィードバック。午後から仮名の試作。ひらがな48字の書体スケッチとデッサンに二日、それをスキャンして単線による描画と整形に二日。

試作書体のスケッチとスキャン。午後からサイトに関する打ち合わせ。太いウエイトの限界印字サイズをサンプルを作って確かめる。

午後からレタースペースでひと仕事。資料の整理や書体スケッチなど。夕食はスペアリブとポテトサラダ。

サミットで具材を買ってお好み焼きをつくる。鴨肉とチーズを肴にワインを一杯。言うことなし。

弟夫婦と甥が実家に来てくれてにぎやかな昼食会。14時ごろ腰を上げて東京に戻る。名古屋駅のみやげもの売り場で金シャチフォント姫を発見し迷わず購入。

6時半に起きて実家から愛知芸大へ。ひらがな課題の講評会。学生が熱心に取り組んだことが見て取れる佳作が多かった。大学で教えている友人たちと昼食。昔話ではなくこれからの話。

 あたたかな雨がふるなり枯紅葉    茶門

雑談がてら若手スタッフたちに試作フォントの感想を聞いてみる。午後から顧問税理士さんと打ち合わせ。車中でデザインの確認をするため、組み見本を追加作成。英会話のあと名古屋行きの新幹線に乗車即弁当。

昨晩思いついたアイデアを試してみたら、意外にすんなりと良い雰囲気でまとまった。欧文のデザイン確認と漢字のデザイン確認。どちらもいい感じ。

欧米のタイプファンダリーからリリースされた意欲的な試みのフォントを巡って社内のデザイナーと意見を交わす。腰を据えて作ったとしても、完成したフォントの使いどころがなければ実験的なフォントで終わってしまう。腰を据えて作るからには、その谷を越える見通しを立てねばならない。

朝、若手デザイナーに制作中書体のデザインについてアドバイス。ストロークの特徴を絞り込み、この書体で響かせたい音を明快にしたらどうかという話など。目立たない文字があることで、より全体が冴えて見えるはず。

<< BACKNEXT >>