二人のデザイナーから届いた漢字のデザイン確認とフィードバックをおこなう。一人はSlackで、もうひとりは対面で。対面のほうがやり取りが早いのはわかっていたが、勘どころや強調したい点はやはり口頭で伝えたほうが良いようだ。

午前中に漢字のデザイン確認と赤入れをひとつ。昼まえから小雨が降りはじめる。午後はまた別の二書体のデザイン確認とフィードバックをおこなう。かなの試作。スケッチの段階で文字の良し悪しを判断するのはむずかしいが、描いたアウトラインをプレビューしてみると瞬時にわかる。

あけがた腹痛で目が覚めて起床、早めの出社。定例ミーティングの予定を見てきょうが祝日でないことを知った。午前中に漢字二書体のデザイン確認。集中モードでかなの試作を進める。

昨晩のビーフシチューをつかってチーズグラタンを作る。美味。弟夫婦がおみやげにくれたレモンチョコクランチを食後にいただく。クランチのかけらを口に含ませて紅茶を飲んだらほぼレモンティー。トークイベントで使うスライドの内容と構成を吟味する。

来週土曜日に『「書体」が生まれる』の著者 雪朱里さんとオンライン対談をおこなうことになり、そこで使う簡単なスライドを用意する。三省堂・ベントンとタイププロジェクトをつなぐ線がいくつか見えてきた。指名してくれた雪さんの期待に添うことができれば幸い。

昨晩の震度5はさすがに肝が冷えた。朝一で会社の全部屋を見て回る。落下物がないことを確認し、珈琲を入れる。仮名のアウトライン描画。偏のバランス確認およびフィードバック。カオマンガイ&パッタイを買って帰る。

今月はリモートから通常勤務への切り替え月間。きょうは5人が出社。エンジニアとデザイナーが課題解決のために議論するなど、テンポの良いやりとりが頼もしい。マスク越しの控えめな雑談にすぎないが、読書とは異なる部位の脳が活性化するのがわかる。

偏のバランス確認。シビアな目でフィードバック。午後から別書体のデザイン確認。細部に入り込みすぎていたようなので、全体を見渡すよう注意を促す。夕食は牡蠣オムレツ。

昼から晴れて真夏の暑さ。午前中に漢字二書体のデザイン確認とフィードバック、午後は別書体の赤入れとフィードバック二周目と三周目。かなのスケッチとアウトライン描画を進める。

10月になるともろもろのプレッシャーから一時的に解放され、気持ちが少し楽になる。長引いていた腰の痛みもずいぶん楽になった。来たれ、構想の秋。

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