7月上旬で連日終日この暑さは異常。定例ミーティングで注意を呼びかける。漢字熟語シートの赤入れを粛々と。

早めに起きて珈琲をたっぷり淹れる。大きなボールに水道水を注ぎガラス器の粗熱をとってから冷蔵庫に投入。冷やしておいた桃を剥き、ハムと玉子のサンドイッチをつくる。食材の買い出しと図書の返却・受け取り、投票所。夕食は酢飯を用意して海鮮丼。なす、にんじん、玉ねぎ、ネギ、ピーマン、パプリカの揚げ浸しを作り置く。

朝5時に目覚める。室温29度、湿度75%。今日は某美大3,4年生の合同発表会。学生による各授業の内容紹介と制作途中の作品発表。じつにスマートなまとめぶりで進行もテキパキとしてお見事。全16クラスの発表が終了したあと、担当クラス学生4人の求めに応じて個別アドバイスをおこなう。

真夏の日差し。雨量のすくない梅雨になりそうな気配。昼はトマトと大根とキムチを入れた冷やしうどん。常用漢字1000字ほどデザイン確認をして赤入れ。担当デザイナーと今後の作業方針について話し合う。

このところよく眠れるおかげで調子が良い。漢字3ウエイト850字余りの赤入れをして、担当デザイナー二人に戻す。品質良好、ペースも快調。

開発初期段階の漢字100字ほど、おもに骨格に関する赤入れをして対面で注意点を伝える。多摩美から戻り、修正された漢字の確認とフィードバック。この書体が目指している姿を少しずつ煮詰めていく。

開発候補の書体に関する調査。某所から届いた資料が期待を上回る充実度で、そこから筋の良い周辺情報を得ることができた。これらをうまく束ねることができれば、一過性で終わらない流域を生み出せるかもしれない。

定例ミーティングに続けてエンジニアからサイバーセキュリティに関する情報共有と注意喚起のスライドプレゼン。対策を強化したあとのタイミングで個々の社員が注意すべき点を明確になり有益。

文字と文様の木版演習を採点する。暗号的な文字、文様と一体化した文字、隠し文字的な文様など、面白い作品がたくさんあった。わかりやすいものよりわかりにくもののほうに人を惹きつける要素が多く、文様と文字の根っこのつながりをあらためて感じた。

葛根湯で体調を立て直して武蔵美へ。1限目は作品の進捗確認とレクチャー、2限目は武蔵美図書館の貴重書閲覧。近世から近代にかけての非明朝系書体の流れを書物を通して感じ取ってもらう。さらにその流れを受けて、大学近くのいずん堂で昼食をとりながら司書さんおよび先生と作戦会議。

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